祭りと年中行事

祭りと年中行事

1月2日 歳旦祭・厄払い
今年一年間の祖国の繁栄と地域の安寧、氏子各位の健康と家内の安泰を祈願します。
1月27日 鎮火祭
火の神様「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」に感謝し、火難除けを祈願します。
3月17日

祈年祭

五穀豊穣を祈念し、諸産業の発展を祈願します。「としごいのまつり」とも呼ばれます。

8月15日

中元祭

ご先祖様を敬い、実りの多いことを祈願します。

8月最終土曜

例大祭

日吉社で最も重要な祭典です。氏神様の御神徳を称え、皇室や氏子、崇敬者の繁栄、五穀豊穣を祈願します。

※「浦安の舞」「川東・川西の獅子舞」が奉納されます。

9月16日

例祭(神明社)

神明社のお祭りです。伊勢神宮の神様に、日本国の繁栄と幸せを祈願します。

11月8日

例祭(水天宮)

掘り替の宮「水天宮」で、命の源である水の恵みに感謝し、水(水難)と子供(安産・子授け・子育て)の守護を祈願します。

11月25日

新嘗祭

今年収穫した新穀を氏神様に奉り、その恵みに感謝すると共に、新米を戴き更なる発展を祈願します。

12月30日

大祓

知らず知らずのうち犯した罪、穢れを年末に拭い去り、祓いを受けて新年を迎える準備を整える祭典です。

※上記の年中行事は柴田屋日吉社の氏子崇敬者であればどなたでも参列可能です。
 場所的に限界はありますが、多くの方の参列をお待ち申し上げております。

 

 

獅子舞奉納

 柴田屋日吉社の例大祭の後、境内で奉納される獅子舞。柴田屋地内を流れる旅川(小矢部川水系)を隔てて西と東の地域に分かれ、川東獅子方、川西獅子方それぞれに獅子舞を奉納しています。

 

①川東獅子方
◇伝承・歴史:明治20年(西暦1887年)前後に三清村から習ったものと伝えられている。
◇獅子頭:雌の踊り獅子
◇採り物:棒、太刀、なぎなた、鎌、短なぎなた、ハタキ
◇演目:行列(ギョウレツ)、祇園囃子(ギオンバヤシ)、三番叟(サンパサ)、鎌(カマ)、太刀(タチ)、薙刀(ナギナタ)、棒(ボウ)、鐘舞(ショウモ)
②川西獅子方
◇伝承・歴史:明治20年(西暦1887年)前後に高儀村から習ったものと伝えられている。
◇獅子頭:雄の睨み獅子
◇採り物:太刀、鎌、棒、長刀、傘
◇演目:太刀、鎌、棒、長刀で獅子退治、傘と太刀で獅子退治

 

 

 

浦安の舞奉納

 獅子舞と同じく、柴田屋日吉社の祈年祭と例大祭において、小学生の巫女四名で舞を奉納しています。巫女に選ばれた四名は夏休みを利用して、8月上旬から練習を始め、8月下旬の例大祭に舞を奉納しています。 この「浦安の舞」は昭和15年(西暦1882年)11月10日に開かれる「皇紀二千六百年奉祝会」に合わせ、全国の神社で奉祝臨時祭を行うに当たり、祭典中に奉奏する神楽舞として作られた雅楽舞です。 当時は野尻村(当時柴田屋が属した自治体)の野尻小学校においても奉祝臨時祭が行われ、柴田屋からも女性2名が舞を習得し巫女として参加していたとの事ですが、その後戦中戦後を経て復興も進んだ昭和33年(西暦1900年)、柴田屋日吉社の例大祭で浦安の舞を奉納してはどうか?との話が持ち上がり、昭和15年に舞を習得した女性2名が指導者となり小学生4人に舞を指導。その際、衣装や髪飾り、扇、鈴なども神社(当時は自治会かもしれません)で準備して今日まで66年にわたり続けられており、現在では柴田屋の伝統的神事となっています。